A.S
2021年入社
本社営業部 係長補佐
現在は明るい性格で周りから慕われているが、学生時代は人見知りで愛想よく話すのが苦手だった。
そんな彼女がどのような経験を経て今の姿へと成長していったのか、これまでと今後の目標について聞いた。
新しい人・知らない事に出会いたい。
そう思って営業を選びました。
中学生までは人見知りだったこともあり、あまり他人に興味がなく愛想よく振る舞うのが苦手だった。高校生で飲食店のアルバイトを始めてからも、業務効率を重視するあまり接客態度で叱られたこともあったようだ。
その後、人に興味を持ち始めたのは、大学生の時にアルバイトや学内のイベントに参加するようになってからだ。
これまでは同級生など近い存在の人との関わりが多かったため、アルバイト先で歳の離れたパートさんと働くことや学内イベントで価値観の違う人と話すことは新鮮だった。
また新しい人と出会う機会が増えてからは「この人はどんな人か」「どうしてこの人は周りから好かれているのか」など人を観察するようになった。
そのうち初対面の人と話すことの楽しさや、新しい分野の勉強をすることの面白さに気づく。そしてこの面白さを感じられる仕事ができたら毎日楽しいのではと思うようになり、就職活動では営業を目指すようになった。
最終的には、地元の不動産会社か都内で働くワイズで悩んだが、ワークスタイルを見てワイズに決めた。「『オシャレして都内を颯爽と歩いて、しかもちゃんと仕事してしっかり稼ぐキラキラOL』そういう新しい生活にも憧れがあったのかもしれません」と笑いながら就活時代を振り返っていた。
様々な環境での学びが
今の私に繋がっています。
キラキラOLに憧れて入社したわけだが、最初の頃はなかなか素の自分で話すことができず、特にテレアポでは苦戦した。
同期には女子が多く、アポをたくさん取れている人は「愛想が良く話せている」と感じ、自分も同じようにできるのか不安に思ったそうだ。
そんな思いの中与えられた仕事をこなすのに必死だったが、入社前から思い描いていた「新しい人との出会い」によってその後大きく成長をしていった。
2年間で3つのチームに在籍したことが良い影響をもたらした。
その経験について、「すごく勉強になった」と語っている。
最初に配属されたチームには女性の営業マンがおり、その商談を見て女性営業ならではの柔らかい雰囲気やお客様との接し方を学んだ。
次に配属されたチームは、数字に対して熱い思いを持ったメンバーが集まったチームだった。そこでは予算に対する意識や強気に出る姿勢を見て、「営業とはこういうことなのか」と本質について考えた。そして次が現在所属するチームとなる。
あとどれくらい頑張ったらインセンティブがもらえるかなど、分かりやすい目標を上司が一緒に考えてくれて、明確な目標を与えられたことも本人にとってはきっかけだったようだ。
現在所属しているチームは今までのことを踏まえ、かみ砕いて教えてくれる上司がいるチームだった。
過去の2チームの良いところを吸収し、自分の言葉に置き換えてお客様に伝えられるようになった為、営業力は格段に上がっていった。
だんだんと自分の力でできることが増えていき、とにかくやれることはやろうと取り組んでいた。その結果、初めての昇進を手にすることができた。
今後は自分の基盤づくりを
もっとしていきたいです。
後輩のアポに同行して契約を取っている同期や、1年しか離れていない先輩が後輩を指導している姿が、彼女にとっては非常に刺激になっているようだ。
先日初めて後輩の案件で契約が取れたときは、嬉しい思いと共に納品まで無事に終わらせるという責任感があった。
今までは自分のお客様で精一杯だったが、これからは後輩指導をするポジションを目指したいと意気込んだ。
また産休から復帰して営業として活躍している先輩の影響も大きい。
女性のキャリアについては想像しづらい部分もあるが、その先輩がしっかり体現してくれていることで今後の目標が見えてきたという。
「もし休むことがあったとしても、復帰後すぐにまた活躍できるように、今からしっかりキャリアを積み上げていきたい。」
その言葉から、営業マンとしての強い意志を感じた。