建設現場の防犯対策
建設現場の狙われやすい箇所
- 稼働時間が規則的で人気がなくなる時間帯がわかりやすい
- 金属資材、重機、電動工具など犯行の対象となるものが多い
- 現場事務所は仮設であり建物自体のセキュリティが低い
工場や倉庫と同様、建設現場の稼働時間もまた規則的です。そのため、泥棒にとっては人気がなくなる時間も規則的であり、下見や侵入がしやすい施設と言えます。また、建設現場の仮設事務所は建物の構造上セキュリティが低く、リース中の複写機なども盗難の対象となります。更に現場で組まれた足場は施設内や近隣建物への移動を容易にします。
建築現場で窃盗の対象となるのは、ステンレスの建材や電線などの金属資材、工期が終わるまで現場に置かれた重機、電動工具など、中古市場での転売を目的にあらゆるものがその対象となります。特に建設資材は持ち主が判別しづらく転売が容易です。
また被害は盗難だけではなく、悪戯描きなどの器物破損、建設途中の建物への放火など、近隣への影響を及ぼす被害もあります。
建設現場向け防犯システム構成
仮設拠点である建設現場の防犯は侵入後の対策難易度が高いと言えます。そのため、侵入前の段階で「セキュリティが高く侵入しにくい」と泥棒に認識させ、犯行を諦めさせることが重要です。
まずは、敷地を囲むネットフェンスや塀を面警戒するためにフェンスセンサーを、乗り越えを検知するために上部に赤外線センサーを設置し、さらに死角を無くすために防犯カメラを取り付けて、外周警備を固めることで抑止力を高めます。
それでも侵入者が敷地の中に侵入した瞬間に各種センサーが侵入を検知してその場で大音量の警報ベル・サイレン・フラッシュライトで威嚇又は音声メッセージで警告します。それ以上の侵入を阻止すると同時に、守衛室へ自動通報します
- 「警備中」であることを示すセキュリティキーパーを目立つ場所に取り付ける
- その場に人がいなくとも防犯カメラを通して監視することで泥棒にプレッシャーを与える
- 赤外線センサー、フラッシュライト、警報ベル、サイレン等で侵入者を威嚇する
セキュリティキーパー
侵入者・不審者に心理的な犯罪抑止効果
ネットワークコントローラ
配線不要の多チャンネルコントローラ
赤外線照デイナイトカメラ
最新DSP採用の昼夜対応ハウジング一体型
赤外線補助照明ユニット
屋外でも使用できる赤外線補助照明
赤外線センサー
変調周波数切替機能を搭載。防虫対策も万全
サイレン付きLED人感ライト
ライト、サイレンで侵入者を威嚇
ボックス付警報ベル
侵入者への威嚇と同時に周囲に異常を知らせる
人感スピーカー
人や車を感じると警告・案内メッセージが流れる
音声・フラッシュ付き受信機
受信感度ボリュームで感度調整が可能