マンションの防犯対策
マンションの狙われやすい箇所
- 住人同士が互いの顔を知らないから、侵入しても気付かれない
- 多少音を立てても、誰も見に来ない
- ベランダ沿いに移動すれば、一度に何件も侵入できる
オートロック設置などセキュリティが高いマンションほど入居者の防犯意識が低く、無施錠の部屋が見つかりやすい傾向にあります。そして、その傾向は高層階になるほど強く、特に最上階は屋上から一階下なだけにも関わらず、無施錠の状態が多いようです。
また、ワンルームマンションは、夕方になれば照明の明かりで無人かどうかが外から確認しやすく、犯行対象としては好条件です。
このように一見セキュリティ体制が万全に思われがちなマンションは、泥棒にとっては好条件が揃った犯行対象と言えます。特に住人同志の繋がりの薄い都心のマンションでは、部外者の侵入に対して警戒心も薄く、堂々と犯行が行われることも少なくありません。
マンション向け防犯システム構成
侵入を試みる犯罪者は必ず対象を「下見」をします。
セキュリティキーパーの警備中の表示は侵入者の心理に抑止をかけ、下見の段階で犯行対象から外される確率が向上します。
仮に敷地内に侵入した場合には、屋外設置のパッシブセンサー送信機が検知し、音声メッセージで威嚇。
この段階で犯罪者は心理的に追いつめられ、大概の場合は犯行を諦めますが、それでも窓や扉をこじ開けようとすると、その場で侵入者が最も嫌がる「音と光」で威嚇撃退します。これらの異常発生が認められた場合、ネットワークコントローラは予め設定した通報先5箇所にまずメール送信。その後に音声メッセージで自動通報します。
- セキュリティキーパーの心理的抑止力:下見段階で対象から外させる
- 敷地に侵入すると各種センサーが検知、連動機器が音や光・警告メッセージで撃退
- 更にコントローラが異常発生をメールとメッセージで通報
ネットワークコントローラ
周辺機器の統合から通報までをカバー
ネットワークレコーダー
ネットワークカメラが5台接続可能
HD-SDIデジタルレコーダー
カメラ映像16入力対応デジタルレコーダ
カラーカプセルカメラ
高感度型CCD搭載により高画質を実現
マグネットスイッチ送信機
サッシに設置し窓の開閉を検知します
パッシブセンサー
人体の移動を遠赤外線でキャッチ
セキュリティキーパー
侵入者・不審者に心理的な犯罪抑止効果
LED人感センサー付きライト
人や車の動きを検知すると自動的にランプが点灯
押ボタン防水型送信機
屋外でも使える日常生活防水構造の送信機