事務所・オフィスの防犯対策
事務所・オフィスの狙われやすい箇所
- 有価証券、契約書や権利書、機密書類の入った金庫、パソコンがターゲット
- 夜間は無人になり、日曜日や祝日は日中でも人通りが少ない
- テナントビルはスーツを着て堂々としていれば怪しまれることなく下見ができる
店舗や一般住宅とは異なり「金品を置いていないから泥棒に狙われない」と思いがちですが、事務所やオフィスをターゲットにする泥棒の目的は、主に金庫とパソコンです。
金庫には有価証券に加え、契約書や権利書、機密書類などの重要な書類が保管されています。また、パソコンは中古市場やネットオークションで売却可能です。更に内部に保存された取引先のデータや顧客の個人情報もお金にすることができます。個人情報の漏洩は犯罪に利用される恐れがあり、漏洩させた企業の社会的信用は失墜、加えて被害者に賠償金を支払うことになる可能性もあります。
また、テナントビルにはスーツを着て堂々としていれば怪しまれることなく侵入することができ入念な下見が可能です。そして多くの企業は夜間は無人になり、日曜日や祝日は日中でも人気がないため、少々音を立てても見つかりにくく、一度で複数の事務所を狙うこともできるといった泥棒側のメリットがたくさんあります。
事務所・オフィス向け防犯システム構成
重要なデータも多いオフィスでは、入退室管理システムの導入により、普段から無用な人物の侵入を防ぐことが重要です。入退室管理システムは入退室の記録をとっており「誰が・いつ出入りしたか」を確認できるため内部犯行に対しても心理的抑止効果が働きます。
また、土日祝日が無人になるオフィスであっても遠隔監視システム「i-NEXT」を連動させることで、システムから通報を受けた管理者は即座に現場の様子をiPadで確認することができ、そのまま遠隔操作で照明をつける、防犯機器を作動させる、音声で威嚇する、警察に通報するなど、離れていても様々な対処が可能です。
- 入退室管理システムで「誰が・いつ出入りしたか」を自動的に記録
- 侵入されやすいポイントを絞り込み、フェンスや塀、出入り口等に赤外線センサーと防犯カメラ、警報ベルやフラッシュライトを設置
- 遠隔監視システムで連絡を受けた管理者は、遠隔操作で照明・防犯機器の作動、音声で威嚇、警察に通報など、様々な対処が可能
セキュリティキーパー
侵入者・不審者に心理的な犯罪抑止効果
ネットワークコントローラ
周辺機器の統合から通報までをカバー
パッシブセンサー
人体の移動を遠赤外線でキャッチ
入退室管理装置
お手持ちのFeliCaカードや携帯電話が使えます
顔認証ユニット
更にカード・テンキーの組み合わせで高度認証
指紋照合スイッチ
指紋照合により警備システムと電気錠を連動
ボックス付警報ベル
侵入者への威嚇と同時に周囲に異常を知らせます
音声報知器
メモリーカード内蔵で長時間再生の音声報知器
サイレン付きLED人感ライト
ライト、サイレンで侵入者を威嚇