駐車場の防犯対策
駐車場の狙われやすい箇所
- 駐車スペースや車路を監視するカメラに死角がある
- 照明が少なく夜間に暗くなる
- 外周にフェンスが設置されておらず出入口以外からでも侵入できる
駐車場で発生する犯罪のうち、自動車盗や車上荒らし、部品ねらい等などの「窃盗」は約7割近くを占めていますが、暴行や恐喝などの「粗暴犯」、殺人や強盗などの「凶悪犯」も発生しています。自動車だけではなく、命を守るためにも、しっかりとした防犯対策が必要です。
特に郊外や公園の付近の駐車場は照明もまばらで夜間は全体的に暗くなりがちです。暗所や死角は窃盗犯のみならず、粗暴犯にとっても人目に付きづらく犯罪発生率が上昇します。
駐車場向け防犯システム構成
駐車場の防犯カメラ設置にはポイントがあります。
まず出入口には最低2台の設置が必要です。1台は車全体が画面内に入り、車種や色が分かるように設置。もう1台は車のナンバー・ドライバーの人相・料金支払いの様子が判別できるように設置します。駐車スペースを監視するカメラは、画面のほぼ2分の1の高さに人物の全身が映るよう設置すれば、車の流れと人の動きがよく見えるようになります。また、死角を作らないよう取り付けることが重要です。「夜間撮影」および「ナンバープレートや人の顔の判別」を前提とし、昼夜を問わず監視できる赤外照明搭載型のフルハイビジョンカメラの設置を推奨しています。
また、犯罪を抑止するとともに、お客様の安全のためには自動車同士や自動車と歩行者の接触事故を防ぐ環境作りも大切です。「入出庫安全表示システム」は、赤外線センサーと回転灯付き音声報知機を入口・出口それぞれに設置し、歩行者や他のドライバーに「車が出ます。ご注意ください!」のメッセージで知らせます。
- 「警備中」であることを示すセキュリティキーパーを目立つ場所に取り付ける
- 昼夜を問わず監視できる赤外照明搭載型のフルハイビジョンカメラを死角なく設置
- 「入出庫安全表示システム」で出入口付近での接触事故を防ぐ
セキュリティキーパー
侵入者・不審者に心理的な犯罪抑止効果
ネットワークコントローラ
配線不要の多チャンネルコントローラ
赤外線照デイナイトカメラ
最新DSP採用の昼夜対応ハウジング一体型
赤外線補助照明ユニット
屋外でも使用できる赤外線補助照明
赤外線センサー
変調周波数切替機能を搭載。防虫対策も万全
サイレン付きLED人感ライト
ライト、サイレンで侵入者を威嚇
押ボタン防水型送信機
屋外でも使える日常生活防水構造の送信機
方向判別ユニット
人や車の通過方向をワンウェイ機能で判別
音声・フラッシュ付き受信機
受信感度ボリュームで感度調整が可能