学校・幼稚園の防犯対策
学校・幼稚園の狙われやすい箇所

- 給食費や修学旅行の積立金などの現金
- 成績等を含めた児童の個人情報や試験問題などが入った教員のパソコン
- 保健室や理科準備室に保管されている薬品類、楽器・野球道具などのクラブ活動用具
泥棒が学校を狙う理由は、放課後、地域コミュニティ向けに校門が開放されていたり、窓が多いため施錠漏れがあったりと、比較的セキュリティの甘い傾向があるためです。父兄や地域活動のクラブ会員を装うことで比較的自然に行内に侵入することができ、下見ます。
給食費や修学旅行の積立金などの現金をはじめ、児童の個人情報や成績、試験問題などが入った教員のパソコン、保健室や理科準備室に保管されている薬品類、楽器・野球道具などのクラブ活動用具など、これらは換金目的で盗まれることがあります。特に個人情報は犯罪に使用される恐れがあるため、大きな問題となります。
不審者が校内に侵入したとき、起こるのは窃盗だけではありません。悪意を持って侵入して子供たちを危険にあわせようという人間がいる以上子どもたちの未来を守るためにも、高い防犯意識をもって確かな対策を行うことが求められます。
学校・幼稚園向け防犯システム構成
校門に赤外線センサーとデイナイトカメラを設置します。赤外線センサーが校門を通過し人物を検知し、職員室に連絡。同時に防犯カメラの映像を職員室のモニターに映し、職員が来客か不審者かを見分けます。
不審者の侵入を防ぐためにも門扉は常に施錠しておくべきですが、幼稚園での時間外のお迎えや、急な来客など、その都度出て行って解錠するのは大変です。そこで、保育士が身に付けている腕時計型送信機や、職員室内にある押ボタンで門の鍵を開け、扉を閉めると自動的にロックがかかる「門扉オートロックシステム」をお勧めしています。職員室でも相手の姿を確認してからロック解除ができるため、安心です。
万一、不審者が建物内まで入り込んだときは、子どもたちの安全を守りつつ、速やかに周囲に危険を伝える必要があります。「緊急通報システム」は、各教室に非常用押しボタンを設置し、ボタンを押すと職員室のコントローラが異常を表示すると同時に、廊下のフラッシュマルチサイレンが作動して非常事態の発生を全校に知らせます。ワイヤレスタイプの腕時計型、ペンダント型などがあり、校庭やプールなどどこにいても異常発生をすぐに職員室に連絡することが可能です。
- 校門に赤外線センサーとデイナイトカメラを設置。職員が来客か不審者かを見分ける
- 扉を閉めると自動的にロックがかかる「門扉オートロックシステム」で利便性を保ちつつもシッカリ施錠
- 万一に備え「緊急通報システム」で周囲に危険を伝え、子供たちの安全を確保
赤外線センサー

外乱光との識別性を高め信頼性の高い屋外警戒
多チャンネルコントローラ

「警戒・解除・警報停止・復旧」の簡単4操作
屋外用デイナイトカプセルカメラ

LANケーブル1本で、電源+映像+制御信号を伝送
自動通報装置

8点までの異常入力を最大10ヵ所に自動通報
ペンダント防水型送信機

ボタンを押すだけのペンダントタイプ送信機
マジカルテンキー

使うたびにパネル上の数字の位置が変わる
炎センサー

30m先の炎をキャッチする超高感度炎センサー
警報ベル

侵入者への威嚇と同時に周囲に異常を知らせます
LEDフラッシュ・マルチサイレン

最大100dBの大音量と強力な閃光で侵入者を威嚇