寺社仏閣の防犯対策
寺社仏閣の狙われやすい箇所
- 参拝客を装えば日中堂々と下見が可能
- 木々が多く照明が少ないため隠れるところがたくさんある
- 無住寺であれば盗まれたことにすら気付けない
寺社・仏閣は参拝客を装えば日中堂々と下見が可能であり、木々が多く照明が少ないため隠れるところがたくさんあります。無住寺であれば盗まれたことになかなか気付けません。これは放火犯にとっても「火を点けやすく、確実に逃げられる」場所と言えます。
そして泥棒にとって常に手の届く場所にあるお金が「賽銭箱」です。賽銭箱は現金が入っているにも関わらず無防備であることが多く、中の現金をこまめに取り出す、賽銭箱を台座に固定する等の対策をとっていても、お賽銭を盗まれた、賽銭箱を破壊されたといった被害が絶えません。
寺社仏閣向け防犯システム構成
景観上、柱や壁に防犯機器の取り付け工事ができない場合、貼り付けタイプのリミットセンサーを使う方法があります。剥がしたときや切断したときに検知するため、仏像に貼り付けておけば、泥棒が仏像を持ち去ろうとセンサーを剥がした・切断した瞬間に、事務所等の受信機に異常を知らせます。
そして、放火犯対策として「炎センサー」を屋内・屋外の各所に取り付けることをお勧めします。放火犯がライターやマッチに火をつけた次の瞬間に音声メッセージや警報ベルで威嚇し、事務所のコントローラーを通して異常を知らせます。
賽銭泥棒対策に役立つのは、人感センサーや、傾斜検知送信機・倒れセンサ送信機・振動検知送信機です。賽銭箱に不審者が接近したとき、または賽銭箱が斜めにされた・倒された・振動を加えられたときに光と音、音声で威嚇撃退します。
- 貼り付けタイプのリミットセンサーで仏像の持ち去りを検知
- 炎センサーと警告機器で放火犯を撃退しコントローラで異常を検知し火災を未然に防ぐ
- 傾斜検知送信機・倒れセンサ送信機・振動検知送信機で賽銭箱を守る
セキュリティキーパー
侵入者・不審者に心理的な犯罪抑止効果
コントローラ
多様なセンシングシステムを一元管理
センサーライト付きカラーカメラ
48万画素CCDとバリフォーカルレンズを搭載
リミットセンサー
貼付タイプで、切断、剥がされることにより検知
傾斜検知送信機
取り付けた物の傾きを感知する警報機
倒れセンサ送信機
盗難の際本送信機が約30°傾くと電波を送信
炎センサー
30m先の炎をキャッチする超高感度炎センサー
警報ベル
侵入者への威嚇と同時に周囲に異常を知らせます
LEDフラッシュ・マルチサイレン
最大100dBの大音量と強力な閃光で侵入者を威嚇